ドローンが国家資格になる！？今取れる資格はどんなのがあるの？

ドローンにはいくつもの資格がありますが、実際のところ、取得したほうがいいのかどうか分かりにくいですよね。将来的には、国家資格になるという話も聞きます。

ここでは、資格を取得することでメリットがあるのか、という事と、どのような資格があるのかということをご紹介します。

・ドローン検定（無人航空従事者試験）

・DPAドローン操縦士回転翼3級

・JUIDA無人航空機操縦技能・無人航空機安全運航管理者

・産業用マルチローターオペレーター技能認定証

ドローン検定は、筆記の試験のみで、1級～4級まであります。4級と3級は受験資格はなく、だれでも受験することができます。2級は3級合格者のみ、1級は2級合格者のみが受験できます。国土交通省への許可承認申請時に、操縦者の資格について証明書を添付できるメリットがあります。

DPAドローン操縦士回転翼3級は筆記と実技の両方があります。国土交通省への飛行許可申請の時に、10時間以上の飛行証明書として活用することができます。さらに、ドローン操縦士回転翼3級インストラクター資格もあります。

JUIDAの無人航空機操縦技能は、筆記と実技。無人航空機安全運行管理者は、無人航空機操縦技能を取得した人だけが受講でき、座学のみです。これらの証明証保有者は、国土交通省の無人航空機飛行申請手続きの時に一部書式の提出が免除されます。

産業用マルチローター技能認定証は、農薬散布用のドローンを操縦する人の認定資格です。ただ、この資格は、機体ごとの資格で、認定資格をもらった機体以外で、作業をしようとする場合は、その機体の資格を取らなければいけません。

こうやって資格を見てみると、趣味でドローンを飛ばすというだけでしたら、筆記のみのドローン検定がいいのかなと。独学で学ぶのもいいのでしょうが、検定を受けることで体系的に学べるというところ、証明書が発行されるということが、メリットといえるでしょう。

ドローンをせっかく始めたのだから、ゆくゆくはレースに出たい。このようにお考えでしたら、「第四級アマチュア無線技士」の資格を取っておくといいでしょう。

ドローンレースで使われるFPVは、5.8GHzを使用します。この周波数帯を使用するには、「第四級アマチュア無線技士」の資格が必要です。

アマチュア無線免許4級には受験資格はありません。ですから、だれでも受講できます。講義は座学のみで、法規6時間・無線工学4時間。受講後、修了試験に合格すると免許を取得することができます。

仕事でドローンを使う機会がある人は、資格を持っているほうが有利でしょう。

資格を持って仕事をされている人の話を聞くと、「独学なのか、きちんと教わったのか」ということを聞かれるそうです。

ちゃんと勉強して資格もあると伝えると、相手は安心してくれて、仕事を依頼されるんですって。

飲酒していないこと、日中で目視できること、人や建物が近くにないこと、技適マークがついていることなど、条件がそろえば、資格がなくてもドローンを飛ばすことができます。

ただ、いくつもの条件があり、そのうち1つでも条件から外れるときは、許可や申請、資格などが必要になります。

仕事だけでなく、趣味でドローンを飛ばすというだけの人も、できれば資格を持っておくほうがいいのかもですね。

ドローンは、きちんと条件を守れば、だれでも飛ばすことができます。でも、ドローンを飛ばすことができる場所は、法律や条例によって細かく決められています。

例えば航空法ですが、航空法では、空港の周辺はもちろん、人がたくさん住んでいるところの上空、地上水面から150メートル以上の高さでは、許可なくドローンを飛ばすことができません。

あと、ほかの人の土地の上を飛ばすと、土地所有者とトラブルの原因になりますし、法律で裁かれる可能性もあります。

自治体によっては、公園や庭園でドローンを飛ばすことが、禁止されていることもあります。

あと、ドローンから映像を送る、ということをする場合、利用する周波数帯域によっては、無線の免許が必要となることがあります。

ドローンを飛ばすのであれば、これからは、法律などにもちゃんと目を通しておく必要があるでしょうね。

ドローンには、いくつもの資格があります。仕事で使うのでしたら、資格を取っておくほうがメリットはある、といえますね。

趣味で使うだけでも、法律のことを知っていないと、トラブルの原因になります。法律などを総合的に学べる場として、資格を取っておくほうがいいのかなと思います。

あと、将来はレースに参加したい。とお考えでしたら、無線の免許も必要です。国家資格になる前でも、ドローンを使うのでしたら、資格は取っておくほうがいいのでしょうね。

なんだか気になった