観音温泉の飲む温泉って人気があるそうだけど、どんなものなのか調べてみた

観音温泉の飲む温泉という水が評判がいいですね。

ミネラルウォーターはいくつか試していはいるのですが、どれも同じような感じ。では、飲む温泉はどうなのよと思った次第。

でも、いつも買っているミネラルウォーターに比べて、少しお高いので、ちょっと調べてから買おうと。

ここでは、私が観音温泉の飲む温泉について調べたことを書いています。備忘録代わり。ということで、「ここ、ちょっと違うよ」ということがあってもお許しください。

観音温泉の飲む温泉って、実のところどうなのよ？

口コミを調べてみると、評価は高い。

・水が甘くておいしい
・口の中にスーッと入っていく
・飲むと、滲みるーっという感じがする
・たくさん飲んでも胃に溜まる感じがなく、軽く飲める
・ご飯を炊くと、とてもおいしい

などなど。

少しお高いが、頼んでみてもいいのかなと思いました。

あと、気になっていたのが、成分。アルカリ性だからいいとか、お肌にいいとか、ほんとかなと。

で、これらについても調べてみました。

アルカリ性の水は、ほんとに体にいいの？

人の肌って、弱酸性じゃないですか。だったら、アルカリ性のものより、弱酸性のほうが体には良いのではと思っていました。

ところが、違ったのですね。

人の表皮は弱酸性だけど、体液はアルカリ性

健康な人の体液は、ph7.4くらいの弱アルカリ性なんですね。だから、アルカリ性の水と相性がいい。なるほどです。

しかも、同じアルカリ性だから、吸収率も高くなるそう。だから、口コミでも「滲みる」とか「胃に溜まる感じがない」っていうコメントがあったのですね。

観音温泉の飲む温泉は、ph9.5だから、体にいいかもですね。

観音温泉の飲む温泉水でお米を炊くとほんとに美味しいの？

唐突ですが、飲むことができるお水には、「軟水」と「硬水」があります。2つの違いはあとでご紹介します。

たとえば、お米を炊くときは軟水のほうがいいんですって。その理由は、硬水を使うと、お米の表面にカルシウムがついて、お米が水を吸いにくくなるからだそう。

一方の軟水だと、お米が水をよく吸って、ふっくらと炊き上がるんですって。だから軟水を使うほうがいいんですね。

昆布だしを取る場合も、軟水のほうがいいんです。軟水だと、昆布のうまみを抽出しやすいんですって。でも、硬水を使うと、お米と同じように、カルシウムが表面について、うまみが抽出されにくいのです。

と、いうことは、口コミで「ご飯を炊くととてもおいしい」というコメントがあったのも頷けます。

飲む温泉、お肉料理にも使えるのかな？

お米がおいしく炊けたり、だしにも良かったりするのなら、お肉料理にも良いのではと思ったのですが、そうではないようです。

お肉でだしを取るとき、軟水を使うと、お肉のアクが出にくくて、濁ったスープになるそう。一方の硬水でお肉のだしを取ると、カルシウムがお肉や血の臭みとくっついて、アクとして出してくれるんですって。

お肉の煮込み料理の時は、軟水を使うとお肉が柔らかくなるのです。でも、味は抜けてしまうんですって。

だからお肉料理には、飲む温泉は向かないんですね。

あと、パスタを茹でるときも、硬水を使うほうがいいんですって。硬水を使うと、カルシウムとデンプンがくっついて、コシが出るんだそう。

温泉水、なんにでも使えるわけではないけれども、昆布だしを取るときや、ご飯を炊くときには強い味方になってくれそうです。

観音温泉の飲む温泉は美容にも良いっていうけど、ほんとう？

観音温泉の飲む温泉の水質分析を見ると、シリカが54㎎/L含まれています。このシリカっていう成分が、美容にも良いってことだそうです。

シリカは、人の体内で作ることができないので、補給しないといけないんだそう。そして、シリカは、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などと深いかかわりがあるんです。

だから、コラーゲンの効果が今一つ感じられないという場合は、シリカが足りない可能性があるんですって。

と、いうことは、直接的ではないけれども、美容にも良いってことになりそう。

観音温泉の飲む温泉ってどんなお水なの？

観音温泉の飲む温泉は、

・硬度1の軟水
・ph9.5のアルカリ性

先にもご紹介しましたが、飲み水は、大きく分けて軟水と硬水の2つに分類されます。WHO(世界保健機構）の分類では、

・軟水：0～60㎎/L未満
・中程度の硬水：60～120㎎/L未満
・硬水：120～180㎎/L未満
・非常な硬水：180㎎/L以上

とされています。

飲む温泉は、わずか1ですから、軟水といっても、すっごい軟水っていえますね。これだと、お米を炊いてもおいしいって思えます。

まとめ

観音温泉の飲む温泉。評判がいいので調べてみたら、感覚的なだけじゃなくて、数字的にもいい物じゃないかなと。

いつも買っているミネラルウォーターより、少しお高いですが、一度買ってみてもいいなと思いました。