1から解説!備蓄品リストを作りたいけれども、食品は何が必要なの?
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備蓄品のリストを作りたい。特に気になるのが食品。でも、どこから手を付けていいのか分からない。
そんなあなたのために、備蓄はどこから始めればいいのか、ということをご紹介します。リストを作ろうにも、何をどのくらい集めればいいのか分からなければ、途方に暮れてしまいますね。
まずは、1週間過ごすことができる食品は、どんなものが必要で、どのくらい必要なのか、ということからご紹介します。
- 備蓄品リスト、1週間分の食品はコレ!
- 備蓄はどこからはじめればいいの?
- 過去の震災で役に立ったといわれている物
- 備蓄する食品はどうやって保管する?
- もし災害があった時は、まずは冷蔵庫のものから使っていく
- 備蓄に参考になるサイトはないの?
- まとめ
備蓄品リスト、1週間分の食品はコレ!
1週間分の備蓄する食品を挙げてみました。主食は、お米を中心にして、21食分必要です。あと、これは1人分ですから、家族の人数に合わせて増やしてください。
主食
精米又は無洗米(1食分75gとして):9食分
レトルトご飯、アルファ米:7パック
もち(切餅):2個
乾麺(うどん・そば・パスタ):200g(2食分)
シリアル類:50g(1食分)
乾パン、パンの缶詰:1缶
即席麺、カップ麺:1個
小麦粉(水と練って、すいとんなどに):適量
パン(食パン):1食分
主菜
レトルト食品:7パック
肉・魚・豆などの缶詰:11缶
乾物(かつお節、桜エビ、煮干し等):適量
豆腐(充填):2食
ロングライフ牛乳など:1本
その他
梅干し
のり、乾燥わかめ、乾燥ひじき
日持ちする野菜:たまねぎ、じゃがいも、乾燥野菜、漬物等
缶詰:トマト水煮等
インスタントみそ汁、即席スープ等
缶詰:桃、みかん、パイナップル等
果汁や野菜のジュース
日持ちする果物:バナナ、りんご、みかん等
調味料:塩、みそ、しょうゆ、酢、砂糖、食用油、ケチャップ、マヨネーズ、バター等
嗜好品:緑茶、紅茶、コーヒー、ココア等
お菓子:チョコレート、飴、ビスケット等
日常使いしている食品:食物アレルギー対応食品、香辛料等
その他:ふりかけ、ジャム、はちみつ、スキムミルク等
水は、水道水もOKですって。3日程度なら、塩素による消毒効果で、飲料水として使えるそう。清潔な容器に一杯まで入れて、しっかりと口を止めます。
直射日光の当たらない、涼しい所で保存。3日に一度は入れ替えをしないといけないのが面倒ですが、少しでも水の備蓄が増やせるので、試してみてはいかがでしょうか。
備蓄はどこからはじめればいいの?
まず始めたいのは、最低限必要なものです。
・水:1人当たり1日1リットル 調理用も考えて3リットル。
・米:2㎏で約27食分(1食を0.5合、75gとして)
・缶詰:そのまま食べられるものを選ぶ。缶切りも
このほかに、普段使いの食料品を買い置きすることから、始めるといいのではないでしょうか。そして、ちょっとずつ多めに購入して備蓄に回していけば、主食と主菜を備蓄することができます。
備蓄を増やすためにはどうするのがカンタンで効率的?
備蓄する食品は、以下のようにして増やしていくと行くと無駄なく、増やしていくことができます。
・家庭にある食べ物をチェックします。
・栄養のバランスを考えて、家族の人数や好みに応じた食品の内容と量を決めます。
・足りないものを買い足します。
・賞味期限が切れる前に食べる。食べたものは買い足します。
これを繰り返しながら、少しずつ増やしていきます。備蓄を始めようとする時、まとめて買いそろえることもできますが、食品が偏ってしまったり、足りないものができてしまったりすることがあります。
焦る気持ちもあるでしょうが、無駄なものを備蓄しないように、少しずつ増やしていくほうが、良いのではないかと思います。
過去の震災で役に立ったといわれている物
先にご紹介したものと重なりますが、過去の震災で役に立った、といわれたものもご紹介しておきます。食品以外にもたくさんのものが役に立ったそうです。食品の備蓄をしながら、このようなものも備蓄リストに、入れていってはいかがでしょうか。
懐中電灯
食料品(アルファ米、カップ麺、缶詰、チョコレートなど)
ラップ
ビニール袋(耐熱性のあるものがおススメ)
小型ラジオ
トイレットペーパー
電池
ウエットティッシュ
手袋・軍手
小銭
使い捨てカイロ
カセットコンロ
下着
薬
紙コップ
飲料水
アルミ箔
紙皿
生理用品
帽子
ラップはお皿に貼って、ビニール袋は調理に
ラップをお皿に貼って使うと、洗い物を減らすことができます。水は大切ですから、できるだけ水を使わないようにするといいのでは。
耐熱性のあるビニール袋に食材を入れて、湯煎で火を通せば、水をほかの調理にも使えるので、節約できます。
リストにはありませんが、キッチンバサミも便利かもです。まな板や包丁が使えない時、キッチンバサミで食材を切るということができます。
備蓄する食品はどうやって保管する?
押し入れやクローゼットなど、直射日光が当たらず、比較的低温になるところがおススメ。備蓄する食品は、缶詰や、お米、野菜など、同じ分類のものを、フタのないカゴに入れておくと、食品の入れ替えなども便利です。
1日分の食品を7日分用意するという方法も
備蓄用の食品を保管するとき、1日分を1つのカゴに入れておきます。これを7日分用意すれば、どれを食べればいいのか、ということが一目でわかります。
このような方法を、試してみるのも、良いのではないでしょうか。
もし災害があった時は、まずは冷蔵庫のものから使っていく
災害が起こった時は、まず冷蔵庫の中にあるものから、使っていきましょう。メニューは、冷蔵庫の中にあるものでできるものを。
備蓄に参考になるサイトはないの?
農林水産省のホームページで「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」などをダウンロードすることができます。
参考にされてはいかがでしょうか。農林水産省のホームページへ移動します。
まとめ
食品の備蓄品リストを作りたいけれども、どこから始めたらいいのか分からない。
このような悩みを、少しは解決することができたでしょうか。
備蓄は、少しずつでも始めることが大切です。できることから始められてはいかがでしょうか。