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今すぐ解決!この蜂蜜食べられるの? 賞味期限が過ぎて黒いんだけど

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いつの間にか黒くなってしまった蜂蜜。これって食べても大丈夫なのか。ここでは、黒く変色した蜂蜜が食べられるのかということともに、なぜ黒くなるのかということもお伝えします。

 

あと、賞味期限を過ぎた蜂蜜を食べても大丈夫なのか、その理由についてもご紹介します。

 

まずは、黒くなった蜂蜜は食べることができるのか、ということからご紹介しましょう。

 

 

 

賞味期限の過ぎた黒い蜂蜜は食べられるの?

 

賞味期限が過ぎて、黒くなった蜂蜜も食べることができます。ただ、賞味期限以内の蜂蜜と比べて、風味などが落ちている可能性が高いでしょう。

 

ですから、そのままパンに塗って食べた時、あまりおいしくなかったということになるかもですね。

 

続いて、蜂蜜が黒くなる理由についてご紹介します。

 

なぜ蜂蜜は黒くなるのだろう

蜂蜜が黒くなるのは、タンニン鉄が作られるからです。

 

蜂蜜には原料となる花によって変わりますが、鉄とタンニンも含まれています。鉄とタンニンが結び付くと、タンニン鉄が生成され、黒く変色します。

 

サラッとした蜂蜜は黒くなりにくく、色が濃く、固まりやすい蜂蜜のほうが黒く変色しやすいといわれています。

 

分かりやすいのが紅茶に蜂蜜を入れた時でしょう。

 

紅茶には、タンニンが含まれています。そこに蜂蜜を入れると、蜂蜜の鉄分とタンニンが反応して、紅茶が黒くなります。

 

このタンニン鉄は体には無害といわれています。

 

蜂蜜は賞味期限を過ぎていてもホントに食べられるの?

考える女性

 

蜂蜜には水分がほとんど含まれていません。さらに強い殺菌力を持ちますから、腐敗する可能性が少ないのです。

 

蜂蜜の成分は、概ね以下のようになっています(製品によって変わります)

 

・水分:20%
ブドウ糖:35%
・果糖:40%
・ショ糖:数%

 

このほかに、鉄、ナトリウム、カリウムといった微量成分が含まれています。

 

水分が20%ってたくさん入っているじゃない。と思われたかもですね。水分20%というのは、乾燥したかんぴょうの水分と同じくらいとされています。

 

なぜ蜂蜜は強い殺菌力を持つのか

 

そして、蜂蜜はほとんどが糖分です。つまり、水に対して溶けきらないほどの糖分でできています。

 

このことが、細菌などの繁殖を抑える効果の1つになっているそう。細菌が蜂蜜の中に入り込んでも、細菌が繁殖するだけの水分が得られない。だから繁殖できないということになるんですね。

 

そして、もう1つ。蜂蜜は強い酸性であるということ。ph4くらいの強い酸性です。細菌はph7くらいでないと繁殖ができません。

 

ですから、強い殺菌力を持つともいわれるのです。

 

このような蜂蜜の成分が、長く保存されていたものでも食べられる、といわれる理由なのです。

 

ただ、蜂蜜は人の体内に入るとアルカリ性に変化します。このようなことが起きるのは、ミネラルの働きといわれています。ですから、蜂蜜は、食品としてはアルカリ性になります。

 

なぜ蜂蜜には賞味期限があるの?

 

蜂蜜の容器に貼られたラベルには、賞味期限が書かれています。蜂蜜の賞味期限は、先にもご紹介しましたが、風味が落ちない期限という意味が大きいようです。

 

あと、蜂蜜は商品によって賞味期限がバラバラです。これは、生産者さんが、それぞれの蜂蜜が一番おいしく食べられる期間として、設定しているからだそう。

 


蜂蜜は保存容器にも気を付けましょう

 

蜂蜜は、においが移りやすい食べ物です。プラスティックの容器に入っているものは、プラスティックのにおいが移ってしまうことがありますから、できるだけ早く食べてしまうほうがいいでしょう。

 

おススメはガラス瓶です。しっかりと密封されたガラス瓶でしたら、においが移ることもありませんし、安心して保存できるでしょう。

 

ただ、保存場所は、常温で、直射日光の当たらないところを選んでください。

 

まとめ

 

蜂蜜は黒く変色していても、食べることができます。ただ、風味が落ちている可能性があります。

 

そのまま食べるのは、やっぱり不安という場合は、お料理に使ってみるのはいかがでしょうか。煮物などにお砂糖の代わりに使うと、味に深みが出ます。

 

あと、蜂蜜は、純正蜂蜜を選ぶようにしましょう。蜂蜜によっては、水あめが混ぜられていたり、花粉が取り除かれていたり、お店に並ぶ前に加工されたものもあります。

 

このような処理がされるのは、蜂蜜が固まりにくくするためといわれています。ただ、加工されている分、栄養素などが少なくなっているものもあります。

 

容器のラベルに、純粋蜂蜜と書かれていても、加工がされているものもあるようです。このような蜂蜜は、プロでも見分けることが難しいそうです。蜂蜜を選ぶときは、信頼できるお店から購入するなどしたほうがいいでしょうね。

 

せっかくの美味しい蜂蜜、無駄なく楽しめたらいいですね。