皿洗いのコツ!べたつく油汚れをカンタンに落とす方法
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毎日の皿洗い、特に油汚れを手早く落とすにはコツがあります。せっかくおいしい食事を楽しんだのに、油汚れの食器を洗うことを思い出しただけで、気が滅入るなんてことありますよね。
ここでは、べたつく油汚れをカンタンに落とす方法と、ちょっとずぼらな方法をご紹介します。そして、油汚れ以外の皿洗いを、手早く済ますコツについても、併せてご紹介します。
では、さっそくご紹介しましょう。
- 皿洗いのコツ。ぬるぬるの油汚れを手早く落とす
- 油汚れをつけおきできれいに!ついでに食器のくすみも
- 裏ワザ?ズボラな油物の食器洗い方法とは
- プラスチック食器の油汚れの落とし方
- 皿洗い、洗い物を手早く片付けるコツ
- まとめ
皿洗いのコツ。ぬるぬるの油汚れを手早く落とす
皿に残った油汚れを手早くきれいにするには、まず、食べ残しやソースなどを、ヘラや新聞紙などで、きれいに落とします。
ここ、重要です。ここをやらずに、いきなり洗剤で皿洗いを始めると、洗剤を追加したり、すすぎに時間がかかったり、面倒なことになりますよ。
食べ残しや、ソースを落とす
皿に残った食べ残しやソースを落とすのは、100均で手に入れることができる、ゴムベラが便利です。柔らかいので、皿を傷つけることも少ないですし、ある程度力を入れることができますからね。
ゴムベラがないという時は、新聞紙や使い古した布なんかでも大丈夫。そう、お料理に使ったキッチンペーパーを使えば、無駄も少なくなりますね。
残った油汚れは洗剤を使ってきれいに、この時のポイントはお湯!
食器用洗剤は、水の温度が下がると、洗浄効果が下がります。ですから、お湯を使って、食べ残しやソースを落とした皿を洗います。
皿洗い後の悩み。洗い物がべたつくのはなぜ?
皿に残ったソースなどを拭きとらずに、そのまま洗剤で洗ってしまうと、洗い物がべたつくときがあります。
これは、皿洗いに使ったスポンジに油分が残っていて、その油分がお皿にもう一度ついてしまったためといわれています。こうなってしまうと、もう一度洗い直すしかありません。
あと、食器用の洗剤から石鹸洗剤に変えた時に、べたつくということもあるようです。これは、スポンジなどに食器用の洗剤が残っているからだそう。このべたつきを解消するには、スポンジを新しいものに変えるのが一番早い解決法ですね。
油汚れをつけおきできれいに!ついでに食器のくすみも
食べ残しやソースを落としても、やっぱり油汚れの皿を洗うのは面倒、という方には、つけ置きはいかがでしょうか。
ここで使うのは、過炭酸ナトリウム。過炭酸ナトリウムを、50℃くらいのお湯に溶かして1時間~2時間つけ置きします。
過炭酸ナトリウムの量は、水1リットルに小さじ1杯(約5g)。ただ、過炭酸ナトリウムはアルカリ性なので、手荒れの原因になりますから、ゴム手袋などを使われるほうがいいでしょう。
つけ置きした後は、スポンジを使って、水で洗い流すだけ。ただ、過炭酸ナトリウムが残るのが不安という方は、クエン酸水につけて中和させるのもいいでしょう。
そう、過炭酸ナトリウムは、うるしやニス塗りなどのものには使えません。ご注意ください。
過炭酸ナトリウムとは?
過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウムと過酸化水素の混合物。酸素系漂白剤の成分でもあります。
ただ、酸素系漂白剤と違い、ツンと来るにおいがない、使ったあとは、酸素、水、炭酸ソーダに分解されますから有害な成分が発生しないといわれています。
先にもご紹介しましたが、食器でもうるしやニス塗りのように、漂白剤が使えない物には使えません。ご注意くださいね。
過炭酸ナトリウムって、先にもご紹介しましたが、酸素系漂白剤の成分です。なので、お皿や食器のくすみや茶渋なんかも、きれいにしてくれるんですね。
なぜ50℃のお湯に溶かすの?
過炭酸ナトリウムは、お湯の温度が上がるほど、酸素をたくさん出します。ただ、熱湯を使うと、一気に酸素を出してしまうので、つけ置きには向かないそう。
50℃のお湯でしたら、1時間~2時間くらい酸素を出し続けてくれるので、油汚れを効率よく落としてくれるんですって。
過炭酸ナトリウムは水に溶かして保存してはダメ!
過炭酸ナトリウムは、先にもご紹介しましたが、水に溶かすと酸素を出します。ですから、フタのある容器に作り置きしておくと酸素が放出されて、容器が破裂することもあります。
過炭酸ナトリウムの保存は、粉末のままで、そして水気がないところに保存してくださいね。
裏ワザ?ズボラな油物の食器洗い方法とは
ここではちょっと裏ワザっぽい、ずぼらな油物の食器洗いをご紹介しましょう。
パスタやうどんのゆで汁につける
パスタやうどんのゆで汁には、でんぷん質が溶け出しています。このでんぷん質が油汚れに効果があります。
まずは、先にご紹介したように、ソースや食べ残しはヘラできれいにしておきます。そして皿をそのまま、ゆで汁にポトンと入れてしまいます。
これだけです。食べ終わったらできるだけ早くゆで汁の中へ。ただ、毎回使える技でないのが残念ですが。
油物はフラットなお皿やワンプレートに
裏ワザっていうほどではないかもですが。フラットな物でしたら、油汚れを取りにくい所もないので、皿洗いがラクになります。
ワンプレートにすることで、洗い物の枚数を減らすことができます。枚数が少なくなれば、皿洗いの手間も少なくできますから。
プラスチック食器の油汚れの落とし方
お弁当箱などのプラスチックでできた食器は、先にご紹介した過炭酸ナトリウムを使いましょう。
過炭酸ナトリウムの分量は、先と同じで、水1リットルに過炭酸ナトリウム小さじ1杯(約5g)。お湯の温度は50℃前後で、1時間~2時間つけ置きします。
あとはスポンジで洗い流すだけです。
ただ、プラスチック製品の中には、過炭酸ナトリウムを使えない物があるかもしれません。この方法を試されるときは、必ず食器の説明を読んでからお試しくださいね。
プラスチックの油汚れには重曹が便利?
重曹でも油汚れを落とすことはできます。ただ、過炭酸ナトリウムのほうが、効果が高いので、ここでは過炭酸ナトリウムをご紹介しています。
それと、過炭酸ナトリウムは、先にもご紹介しましたが、使ったあとは、酸素、水、炭酸ソーダに分解され、有害な成分が発生しないといわれています。つまり、重曹と同じナチュラルクリーニングの製品なのです。
皿洗い、洗い物を手早く片付けるコツ
ここからは、油汚れだけでなく、皿洗いを手早く終わらせるコツをご紹介します。
皿洗いの順番を決めましょう
手早く終わらせるコツは、
・油汚れは拭きとっておきます。
・フォークやスプーンなどは、ぬるま湯につけ置き。
・ご飯などがこびりついたものは、お水を張っておく。
・壊れやすいものを最初に。
・汚れが少ない物から、汚れがひどい物へ。
・大きな物から小さな物へ。
まずサクッと、洗い物の分類をしましょう。ガラス製の食器は初めに洗っておくと、ほかの皿や食器とぶつけて、割ってしまったということも少なくなります。
洗剤を付けなくても、汚れが落ちるものを次に。この時、大きな物から洗っていきましょう。
最後は、油汚れが気になるものです。このように順番を決めれば、手早く皿洗いを終わらせることができます。
そう、うるしの食器は、食器用の洗剤を使ってスポンジで洗います。そのあと、しっかりと水気を切ってください。水気が残ると、水道水に含まれたカルキで、見た目が悪くなることがあります。
まとめ
皿洗いのコツは、いかに油で汚れた食器を手早くきれいにするかです。
そのためには、つけ置きなども考えてみるのも良いのではないでしょうか。
苦手な皿洗いのコツをつかんで、サクッと終わらせられると良いですね。