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とろとろ石鹸の作り方!固形石鹸でもこんなにカンタンにできちゃいます

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とろとろ石鹸って、粉石鹸を水で溶かしたものというイメージが強いですが、固形の石鹸でも作ることができます。

 

ここでは、固形の石鹸を使ったとろとろ石鹸の作り方をご紹介します。そして、とろとろ石鹸の効果的な使い方についても併せてご紹介いたします。

 

では、さっそくご紹介しましょう。

 

 

とろとろ石鹸を固形石鹸で作る

 

用意するものは、

 

・固形石鹸:100グラム
・お湯(40~50℃のもの):500㏄
・ボウル、計量器、おろし金

 

石鹸は、品名に「せっけん」「脂肪酸ナトリウム」「せっけん素地」と書かれているものがいいでしょう。

 

固形石鹸は、面倒ですが、おろし金などで下ろします。おろし金がない、下ろすのは面倒という時は、8等分くらいに包丁などで切り分けます。

 

切り分けるときは、石鹸が滑ってケガをしないように気をつけてくださいね。

 

固形石鹸をすりおろした時の作り方は、

 

・ボウルに石鹸を入れます。
・お湯を少しずつ入れてかき混ぜます。
・お湯が冷めるまで待ちます。

 

これだけです。

 

お湯が冷めると、ゼリー状のとろとろ石鹸が出来上がります。ただ、石鹸の種類によっては、とろとろにならないこともあるそう。とろとろにならなくても、汚れ落としの効果は変わらないそうなので、ご安心ください。


8等分に切り分けた時は、少し作り方が変わります。お湯の分量は同じですが、石鹸は多めに入れます。

 

・ボウルに切り分けた石鹸を入れます。
・お湯を注ぎます(温度が高い方が溶けやすいです)。
・3時間~4時間くらい放置します。

 

石鹸を多めに入れたのは、溶けきらないからです。上澄みをすくい取り、ほかの容器に移します。残った石鹸は、次にとろとろ石鹸を作るときに使えますから、無駄にはなりません。

 

出来上がったとろとろ石鹸は、口が大きめのフタつきの入れ物などに入れておきます。細長い入れ物に入れてもいいのですが、逆さまにしたり、振ったりしないといけないという経験があるので、口の大きな入れ物に入れておくほうが、使いやすいと思います。

 

口の大きい入れ物でしたら、サッと手を入れたり、スポンジですくい取ったりできますから。

 

お湯の量を調節することで、ドロドロにもサラサラにもできる

 

とろとろ石鹸を作るとき、お湯の量を調節することで、ドロッとした感じにも、サラッとした感じにも作ることができます。

 

サラッとしたものは、1回の使用量が多くなりますが、ポンプ式の入れ物に入れて使うことができて便利かなと。

 

とろとろ石鹸の良い所って、自分の使いやすい感じに調整できるところだと思います。何度か使っていく間に、あなたオリジナルのとろとろ石鹸ができるかもですね。


とろとろ石鹸は掃除や家事にも大活躍です!

食器を洗う女性

 

とろとろ石鹸の原料は固形石鹸。固形石鹸は弱アルカリ性です。そして、市販されている固形石鹸はph(ペーハー)が9~11と決められています。

 

セスキ炭酸ソーダはphが9.8で、重曹はphが8.2です。

 

数値を見ると、石鹸は重曹セスキ炭酸ソーダよりも、アルカリ性が強いんです。重曹で落ちない汚れは、セスキ炭酸ソーダでって使い分けをしますから、とろとろ石鹸のほうが汚れ落としに強いっていえます。

 

ベタベタの油汚れでも大活躍!

ベタベタの油汚れと聞くと、思い浮かぶのが、換気扇や、油物を食べたあとの食器などですね。

 

換気扇の汚れでしたら、とろとろ石鹸を塗りつけて少し放置。そのあと、スポンジなどで擦れば、汚れは落ちてくれます。汚れの具合にもよりますが、頑固なものは、つけ置きという方法もできますね。

 

食器についた油分は、柔らかめのヘラなどで取り除いたあと、とろとろ石鹸で洗うときれいになります。

 

なぜ、とろとろ石鹸が油汚れに強いのかというと、油汚れは酸性なのです。酸性の汚れを汚れを落とすには、アルカリ性の洗剤が効果的。ですから、とろとろ石鹸が便利なのですね。


粉せっけんを使ったとろとろ石鹸の作り方

 

粉せっけんを使った、とろとろ石鹸の作り方もご紹介しておきます。

 

使うものは、

 

・粉石鹸:100グラム
・お湯(40~50℃のもの):500㏄

 

粉石けんをボウルに入れ、少しずつお湯を入れながらかき混ぜます。お湯を入れ終わったら、冷えるまで待ちます。粉石けんがダマになっても大丈夫です。

 

出来上がったら、固形石鹸の時と同じように、口が大きくてフタのできる容器に移しましょう。


まとめ

 

とろとろ石鹸というと、粉石鹸で作るというイメージが強いですが、固形石鹸でもできてしまいます。

 

作り方は、粉石鹸に比べてひと手間かかりますが、洗面の下に残されていた、固形石鹸を有効利用することができます。

 

とろとろ石鹸は、重曹セスキ炭酸ソーダよりも、油汚れに強いですから、お家の中でも活躍の場もたくさんあります。

 

あと、お湯の量を変えることで、ドロドロにもサラサラにもできますから、用途によって使い分けなんてこともできるでしょう。

 

まずは一度試されてみてはいかがでしょうか。