iotとはいったいどんな物なの?分かりやすく例を挙げて説明します
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IoTという言葉は、聞いたことがあるけれども、iotがどこで使われ、どんなメリットがあるのかということはよく分かりません。
IoTとは、モノをインターネットとつなぎ、モノから情報を集めて、モノからそのモノを使う人にピッタリなサービスを提供する仕組みのことです。
ここでは、IoTについて分かりやすく、実際に使われているモノを例にして、ご紹介していきます。
そもそもIoTって何
IoTとは、Internet of Thingsの略。日本語では「モノのインターネット」と訳します。
いつも使っているモノが、インターネットにつながることによって、モノから使った回数や、時間など、いろいろな情報を取得します。そして、その情報を基にして、モノを使う人にとって、一番いい状態でモノを制御するという仕組みです。
ここでは、最も身近な家電製品を例にとってご紹介していきます。
・まず、モノを使った情報が集められます
・クラウドに情報が集められ、AIによって分析されます
・分析結果をもとに、使う人にとって最適な情報がモノに送り返される
では、どんな未来がIoTによって訪れるのか、冷蔵庫を例に少し考えてみましょう。
IoTで暮らしが変わるかも
あなたはある日、冷蔵庫の中にあるはずのビールを探していました。でも、1本も残っていなかった。でも、IoTが活用されると、買い忘れなどが無くなります。
冷蔵庫からはクラウドに以下のような情報が送信されます。
・冷蔵庫内の残り本数
・1日の消費量
・気温や曜日による消費量
これらの情報がクラウドで、AIによって分析されます。分析された結果によって、
いつごろ無くなりますよといった警告を冷蔵庫がしてくれるようになります。これで、私たちは買い忘れということが無くなります。
さらに進化すると、自動で発注なんてこともできるようになるでしょう。
※クラウドとは、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要なだけ利用するという考え方。つまり、インターネットに繋がれたコンピューターを利用するということです。
IoTを使った身近な商品
日本でも実際に商品として販売されたのが、電気ポットを使うと、その情報が携帯電話に届けられるという商品。ひとり暮らしの親に何か起きていないか、という心配を解消する商品として2001年に販売され、今も販売されています。
この電気ポットには、無線通信機が内蔵されていて、使用したデータをクラウドの送信します。クラウドから電気ポットの使用した情報が送られるというシステムです。
海外では、制限速度以上のスピードで走っている車があると、信号機を赤に変えてストップさせるということも行われているよう。これは、道路に埋め込まれた速度センサーと、信号機がクラウドを通じて連動しているんですね。
このほかにも、スプリンクラーと湿度センサーを連動させて、散水するというシステムも。このシステムを取り入れることによって、花などの管理が楽になっただけでなく、水道代も節約でしたそうです。
IoTはどのようなことができるの?
・モノを操作する
・モノの状態を知る
・モノの動きを検知する
・モノ同士で通信する
このようなことができるようになります。
モノを操作するというと、外出先からエアコンをつけておく、ということができるようになります。
モノの状態を知るということでしたら、電池などの残量が少なくなると、警告してくれるといったことでしょう。先にご紹介した、ビールの残量を教えてくれるというのも、同じですね。
モノの動きを検知するというのは、道路の混雑状況や、電車の運行状況を知ることができるということです。
モノ同士で通信するということは、先にもご紹介しましたが、一定の速度以上で走っている車を、先の信号で止めてしまうというようなこと。
コネクテッド・カーというのも、モノ同士で通信して、利用者に最適な道路情報を提供してくれます。ほかには、近隣にある飲食店やホテルなどの情報も得ることができますね。
IoTの問題点
便利なことばかりが目に付くIoTですが、問題点もあります。一番に考えたいのがセキュリティでしょう。
パソコンやスマホは、セキュリティソフトをインストールすることで、不正アクセスを防止することができます。同じように、IoT機器にも不正アクセスを防ぐための、セキュリティ対策が必要になります。
家電製品が誤作動を起こしたりすると、火事の心配などが起こりますから。
まとめ
IoTとはどんなものか。お分かりいただけたでしょうか。
あなたのお役に立つことができれば幸いです。