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これで解決!この卵、賞味期限切れ!半熟の目玉焼きにしても大丈夫?

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賞味期限が切れた卵。この卵を半熟の目玉焼きにしても大丈夫なのでしょうか。

ここでは、半熟の目玉焼きにしても大丈夫なのかということと、理由についてご紹介します。

あと、卵の保存方法、調理するまでの注意したいことについてもご紹介していきます。

では、さっそくご紹介しましょう。

 

 

 

賞味期限が切れた卵で作った半熟目玉焼きはOK?

 

賞味期限が切れた卵で作った、半熟の目玉焼きは食べないほうがいいでしょう。

 

なぜ、賞味期限が切れたものは半熟ではいけないの?

 

卵の賞味期限は、生で食べられる期限です。賞味期限が切れたものは、加熱して食べるほうがいいとされています。

 

「半熟でも加熱しているじゃない」

 

賞味期限が切れた卵の加熱時間は、70℃で1分以上が望ましいとされています。ほかの食材と一緒に調理する場合は、75℃で1分以上とされています。

 

ただ、サルモネラ菌などをしっかりと死滅させるには、75℃で1分以上必要とされていますから、75℃で1分以上の調理方法を選ぶほうがいいでしょう。

 

これだけでは、ご納得いかないでしょうから、もう少し詳しくご紹介します。

 

卵を75℃で1分加熱するとどうなるのか?

目玉焼きを作る女性

 

目玉焼きではなく、オムレツなのですが。75℃で1分加熱するとどうなるのか、という実験では、

 

・表面は固まっている
・中は半熟

 

の場合、オムレツの温度は、61℃~74℃だったそう。

 

このあともう少し過熱して、すべてが75℃になるように加熱すると、半熟の部分はなくなり、普通の卵焼きになってしまったんですって。

 

この実験から、75℃で1分以上加熱すると、半熟の部分は残らない、ということになりますね。

 

賞味期限の切れた卵をゆで卵にしたらどうなる?

 

目玉焼きから話がそれるのですが、ゆで卵の実験も見つけたので、ご紹介しておきます。

 

75℃のお湯で15分間ゆでると、半熟卵が出来上がったそう。でも、黄身の中心は68℃にしかなっていなかったんですって。

 

ですから、ゆで卵でも、半熟では75℃にならないということです。

 

卵の賞味期限はどのくらいなの?

 

賞味期限が切れた卵は、生では食べないほうがいい。そして、半熟も避けるほうがいいとお伝えしました。ここでは、せっかくの卵が生で食べられないということが無いよう、賞味期限についてご紹介します。

 

卵の賞味期限は、先にもご紹介しましたが、生でも安心して食べられる期限です。

 

・7月~9月:産卵後16日以内
・4月~6月、10月~11月:産卵後25日以内
・12月~3月:産卵後57日以内

 

このように決められています。季節によって変わってくるのは、サルモネラ菌の繁殖が起こらない期間を、基準にしているからだそうです。

 

ただ、卵の鮮度が下がれば、卵自身が持つ殺菌力が低下してしまうので、できるだけ早く食べるほうがいいとされています。

 

スーパーなどで販売されている卵は、より安全を見込んで、14日程度を賞味期限としているところが多いようです。

 

そう、もしヒビが入っている卵があったら、その卵は賞味期限内でも、必ずしっかりと過熱してから食べるようにしてくださいね。これは、卵の殻についている細菌などが、卵の中に入ってしまった可能性があるからです。

 

賞味期限を過ぎた卵が傷んでいるか見分ける方法は?

 

いつ買ったか分からない。こんなこともあるでしょう。こんな時、卵を割らずに見分ける目安があります。

 

・卵を大きめの水を張ったボウルに入れます。
・卵が横になって沈む:新鮮。
・卵が縦になって沈む:新鮮ではないが食べられる。
・卵が浮く:傷んでいる。

 

この方法で、まだ食べることができるか、食べられないか、分かるでしょう。もし浮かんだ卵があれば、ほかの卵とは分けて、割ってみます。

 

もし、硫黄のようなにおいがしたら、その卵は食べることができません。

 

ただ、まだ食べられると判断できた卵も、できるだけ早く、そして、加熱してから食べるほうがいいでしょう。

 

卵の保存方法はどうすればいい?

 

賞味期限があるとはいっても、正しい保存方法で卵を保存しないと、賞味期限まで持たないということもあります。ここでは、卵の保存方法についてご紹介します。

 

卵は、すぐに冷蔵庫へ入れましょう

 

卵は購入したら、すぐに冷蔵庫で保存します。常温のほうが長持ちする、という話を耳にすることがありますが、生で食べる、もしくは半熟で食べたいという場合は、冷蔵庫での保存が必須。

 

これは、サルモネラ菌の繁殖と関係があるそうです。サルモネラ菌は、10℃以下ではほとんど増殖しないとされています。ですから、すぐに冷蔵庫に入れておくことが大切なのですね。

 

ただ、冷蔵庫に入れたからといって、死滅することはないんですって。ですから、冷蔵庫から出したあとは、できるだけ早く食べるようにしたほうがいい、といわれています。

 

卵の保存は尖ったほうを下にする

 

卵を保存するときは、尖ったほうを下向きにします。理由は以下の2つ。

 

・尖ったほうが殻が固い。
・丸い方を下にすると細菌が入り込む可能性がある。

 

丸い方には、卵の中に空気が入っている場所があります。丸い方を下にすると、卵黄と、卵内の空気が触れやすくなります。それで細菌が卵の中に入ってしまう可能性があるからだそうです。

 

卵は水で洗ってはいけません

買ってきた卵の中には、汚れている物もあります。でも、洗ってはダメなんです。

 

卵の殻には、たくさんの小さな穴があるんです。水で洗ってしまうと、その小さな穴から水と一緒に、細菌が入ってしまうことがあるからなんですね。

 

汚れが気になるときは、拭きとるか、料理をする直前に洗うようにしましょう。

 

加熱したものはいつまでに食べればいい?

 

加熱した卵は、動物性たんぱく質の食べ物になるんですって。ですから、2日~3日以内に食べるほうがいいそう。でも、できるだけ早く食べるほうがいいですね。

 

まとめ

 

賞味期限の切れた卵は、半熟目玉焼きでは食べないほうがいいでしょう。

 

卵の賞味期限は、生で食べることができる期限です。賞味期限を過ぎた卵は、しっかり過熱してから食べることが大切。

 

半熟目玉焼きは、しっかりと加熱できていないところもあるので、賞味期限が切れていた時は、残念ですが、しっかりと焼いた卵焼きなどにしていただくほうがいいでしょうね。